投稿日時:2014年07月20日 08:51:26
ファクトリーマネージャーの居村です。
今週のリコール情報です。
スバル レガシィとスズキ スプラッシュにリコールが出ています。
富士重工業は7月17日、スバル『レガシィ』のエンジンコントロールユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『レガシィ』1車種で、2012年4月9日~2014年6月17日に製造された計1万0143台。
直噴ターボエンジンを搭載した車両において、エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、高負荷運転時にプレイグニッションが発生し、点火プラグやピストンが損傷する場合がある。そのため、警告灯点灯、車体振動が発生し、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。
全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを書き換える。また、点検を行い異常が認められた場合は、点火プラグ、または、エンジンを良品に交換する。
不具合は4件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
http://www.fhi.co.jp/recall/data/14-07-17.html
スズキは7月17日、『スプラッシュ』のリアブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『スプラッシュ』1車種で、2008年9月22日~2014年1月17日に製造された計1万7004台。
後輪用主ブレーキにおいて、ホイールシリンダのピストンの防錆性能が不足しているため、使用過程において外気の水分が当該シリンダ内に侵入するとピストンに錆が発生することがある。そのため、錆によりピストンの動きが悪くなることでシールが傷つけられ、ブレーキ液が漏れ、警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
全車両、ホイールシリンダを対策品に交換するとともに、ブレーキシューにブレーキ液が付着している物は、新品のブレーキシューに交換する。
不具合は94件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
http://www.suzuki.co.jp/about/recall/2014/0717/index.html
リコールは修理しないと車検に通りません。
封筒等で連絡が来た場合は御連絡をお願いします。